その頃の人間の発声は、おそらく1シラブル(one syllable 一音節)だったでしょうし、せいぜいその音節の頭に子音がついた程度のものにすぎなかったでしょう。
現在でも、突如危険にさらされた人間の発する悲鳴は、この頃のものとそんなに変わっていません。
・・・そうした、なんらかの発声が、こんどは平和な通常の環境で試みられます。
その声のシラブルが複数となっていき、同じ音が反覆されていき・・・
そして一定のある序列が定まって反覆されて使われるようになってきたとき、コトバという人間独得の記号が発生します。
記号をさらにふやしていき、人間相互間でその記号に対して一定の理解を示し、同じシグナルを受け手が逆に送り手としてフィード・バック(feedback送返信)できるようになったとき。
その小さな部族間でのく言語"(ランゲージ language)というものが、はじめて誕生するわけです。
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