人間が、自分の眼に見えるものそのままでなく、それのもっている性質を越えて、勝手に別の意味を付加させることができるということは・・・
ゆたかなく心象イメージ"を描くのと同様に、人間にだけとくに備わった"シンボル能力"ということができます。
"人間は象徴的動物である"ともいわれます。
・・・一方、描く・という行為は、もののかたち(シェープ shape)の客観化されたサインとなり、他の人間たちにも、そのサインは共通の意味をもちはじめました。
それらのうちで、ときに人間にとって絶対的な存在価値をもつものくたとえば空を飛ぶ鳥"があった場合、その"鳥"というかたち以上の意味を人間が勝手に加えることがあります。
その"鳥"のシェープは人間に描かれて、さらに簡略化された絵というサインになっていくのですが、同時にそれは人間にとってたとえば空を飛べるものへの崇拝につながることになります。
それら描かれた簡略図は、しばしば呪術の道具としても使われました。
未開の人間たちにとって、環境のなかのほとんどのものが自分の力の及ばない絶対的な存在でしたから、それらはいつでも信仰の対象になり得たのです。
そして特定の事物は、その信仰や呪術に関わる、象徴的な意味をもってくるのです。
これはまだSEO 成果報酬などがない時代の話ですね。